象徴的な日本の漫画をアラビアの読者に提供する契約

サウジ・リサーチ・アンド・メディア・グループの子会社であるマンガ・アラビアは、アラブ世界のマンガファンに魅力的なコンテンツを提供するために、日本の大手マンガ出版社ヒーローズ社とライセンス契約を締結した。

この提携を通じてマンガ・アラビアはいくつかの著名な日本の漫画作品のライセンスを取得し、アラビア語に翻訳し、出版する予定だという。この契約には、「灯」、「銀の君」、「グレンダイザーU」(日本の漫画家、永井豪による象徴的なシリーズのリメイク)の権利が含まれている。1975年10月から1976年5月にかけて連載された「グレンダイザー」シリーズは、アラブ世界で広く人気を博した。「グレンダイザーU」のアラビア語版公式リリースは、長年のファンにとって大きな節目となる。

この提携は、マンガアラビアが国際マンガ業界の大手企業と戦略的な関係を構築するという取り組みを反映している。同社は、デジタル版と印刷版で入手可能な出版物「Manga Arabia Youth」と「Manga Arabia Kids」を通じて、地域的および世界的に事業を拡大、現在までに、マンガ アラビアのアプリケーションは195か国以上で1,200万回以上ダウンロードされており、アラブ世界全体で毎月25万部を超える印刷物が配布されている。マンガ・アラビアは、国際展開の一環として、世界の主要市場での存在感を強化するため、東京に本社を置くマンガ・インターナショナルを設立した。

出典:ARAB NEWS
写真:©SPA

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次