エジプト・日本ビジネス協議会は、複数の分野にわたる協力を強化するために、国連開発計画(UNDP)と覚書(MoU)を締結しました。このパートナーシップは、共同イベントの開催、UNDPとエジプト政府によるビジネスイニシアチブの支援、投資の促進、能力開発の強化、研究協力の促進、エジプトの規制枠組み内での持続可能な開発目標に向けた取り組みに重点を置いています。
ハッサン・エル・ハティーブ投資・対外貿易大臣は、エジプトの最近の外国投資誘致の取り組みを称賛し、同国が日本の投資に重点を置いていること、また持続可能な開発と能力構築におけるUNDPプログラムの重要な役割を強調しました。同氏は、この協定により、投資省による企業協議会の国家経済への貢献を奨励する取り組みに支えられ、日本の専門知識とUNDPの取り組みが融合し、エジプトにおけるUNDPの活動がさらに拡大することになると強調しています。
岡浩カイロ大使は、JICAやJETROなどの組織を通じて日本がエジプトに尽力していることを指摘し、開発を推進する上でのこうした協定の重要性を強調しました。UNDP関係者は今回の合意に感謝の意を表し、これは公共部門と連携したエジプトの民間企業とのより深い協力に向けた重要な一歩であるとみなしています。
出典:EGYPT TODAY