モーゼス・ウェタングーラ国会議長は、教育分野は国の発展にとって重要な分野であるとして、教育分野の改革を求めた。大統領は国会議事堂の事務所で、表敬訪問したデイスター大学のラバン・アイロ副学長率いる代表団との会談中に演説した。彼らは、ケニアの教育制度が直面している課題と、より広範なコミュニケーション環境について議論した。
このセッションでは、教育資金の不正使用、政策改革の必要性、国家の物語を形成する上での大学の役割など、重要な問題が強調された。「資金と奨学金を統合する必要がある」とウェタンギュラ議長は述べ、さらに「現在、盗難により資金の約60%が失われている。これらの資金をプールすれば、学生を教育できる」と付け加えた。
ウェタンギュラ議長はまた、デイスターチームに対し、重要なセクターの体系的な問題に取り組む新たな政策枠組みを先導するよう促し、コミュニケーションの力を使ってケニアの物語を違った形で伝えるようチームに課題を与えた。「私たちはケニアの物語を違った形で伝え始める必要がある」とウェタングラ議員は強調した。「この国には前向きな動きがあるが、それがニュースの見出しになることは決してない。建設的なジャーナリズムを再パッケージ化し、しばしば見過ごされがちな良いことを共有する時が来ている。」
ウェタンギュラ議長は、社会の進歩を形作る上で大学が果たす極めて重要な役割を認識し、アイロ教授に対し、学術機関の力を活用して国家の変革を推進するよう要請した。「大学には変革を主導する義務がある」と彼は述べ、次のように指摘した。「副学長は、ケニアの最低限の課題、つまり対処しなければならない基本的な優先事項を伝え、合理化することができる。」
これに対して、アイロ教授は、特に政府が国民とコミュニケーションをとる方法において、パラダイムシフトが必要であると繰り返した。「我々のコミュニケーション方法は広範囲にわたる影響を及ぼす。真の進歩を望むなら、メッセージと政策策定の両方に対するアプローチを再考する必要がある」と同氏は述べた。ウェタングーラ議長はまた、学術上の不正行為と闘うことの重要性を強調し、副学長に対し、増大する偽造学術論文の問題に対する解決策を模索するよう求めた。
「教育は守られ、誠実さは回復されなければならない」と彼は指摘した。
出典:KBC