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桃伎舎・高原地帯のテクニカルコースへ
ラリー2日目は、プラチンブリを後にして北東へ。そしてゴールは、カオヤイの高原リゾート地――「カオヤイ(Khao Yai)」とはタイ語で“大きな山”を意味し、その名の通り緑豊かな山岳エリアが舞台である。
この日の総走行距離は500.41km。そのうちSS(スペシャルステージ)へ向かうリエゾンは142.81km。Tawa Ravadee Resortを朝7時台に出発し、各車両はSS1のリザルト順でスタート。リエゾンは早朝特有の涼しさと静けさの中を進みつつ、徐々に標高を上げていく構成となっている。穏やかな環境とは裏腹に所定の時間までにTC(タイムコントロール)に到着できなければペナルティが課せられるため、時間との戦いとなる。
2日目のSSは、高原地帯特有のタイトでアップダウンやグラベルが断続するテクニカルコース。灼熱の炎天下のドライバーの集中力とナビゲーターの正確な指示、そしてマシンコンディションが試される。初日に引き続いて横転等のアクシデントに見舞われたチームもあり、大会序盤にも関わらず、波乱のレース展開となっている。また、ゴール直前にはスコールによる路面状況の変化もあり、大きくペースを落とすチームなども見受けられた。
桃伎舎がテクニカルサポートを行うチーム「Garage Monchi & Yanagawa iron works JAPIND」は2日目も無事に完走し、LEG2の順位は19位。昨日から2つポジションをあげている。







写真:HIROMA MATSUMOTO、YUDAI TAKAHASHI
(編集 WIN取材班)
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