南アフリカは、農産物輸出の拡大に重点を置き、10月22日から24日にロシアのカザンで開催されるBRICS首脳会議への出席を準備している。同国が首脳会議で掲げる主要目標の一つは、BRICS諸国間の貿易関税の削減と撤廃を推進することだ。
国家農業マーケティング協議会の上級エコノミスト、タビール・ンクンジャナ氏は、南アフリカの第16回BRICS+サミットへの参加は、サウジアラビアやアラブ首長国連邦などの中東市場を含む農産物輸出の市場拡大という目標によって推進されるべきだと強調した。南アフリカにとって特に興味深いのは、農産物の主要輸入国である中国とインドで、これらの国が輸入する農産物は、南アフリカが輸出する農産物と同じである。南アフリカはまた、農業開発が可能で、この分野で新たな雇用を創出できる未使用の土地も探している。
最近、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦がBRICSの新メンバーに加わったことで、南アフリカの農産物輸出の境界は大幅に拡大した。同協会のメンバーとのより緊密な関係は、同国が信頼を維持し、貿易政策を前進させるために重要である。
出典:DAILY NEWS EGYPT