ケニアのホマベイ地区養蜂家が政府へ支援を求める

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ホマベイ郡の養蜂家たちは、地域経済の重要な原動力として、国と郡政府に彼らの事業を支援するよう求めている。ホマ湾養蜂家協会のコーディネーター、サミュエル・オユギ氏が率いる農家らは、養蜂には大きな可能性があるにもかかわらず、ほとんど支援されていないと嘆いた。

「私たちは養蜂がよい収入源だと考えています。しかし、養蜂の可能性や地域社会への貢献が政府に認識されていません」とオユギ氏は残念がった。同協会はオユギス島、ホマベイタウン島、ンディワ島、ルシンガ島にまたがる200人以上の会員を擁している。「私たちは政府に対し、経済刺激策の要となる養蜂産業にさらなる資源を投入するよう求めています」と語る。

彼によると、1つの巣箱から最大7キロの蜂蜜が採れ、市場ではすぐに販売できるという。しかし、現在は需要に応えられないとも付け加えた。協会は、特に養蜂服の不足など、成長を妨げるいくつかの課題を強調した。さらに、多くの養蜂家は適切な訓練を受けておらず、蜂蜜抽出用の燻製器や遠心分離システムなどの必須の道具も持っていないと彼は述べた。

「私たちは養蜂家のメンバーで団結した姿勢を見せたいのです。そうすれば、企業が蜂蜜を求めて来たときに、大規模で信頼できる供給源となれるでしょう」とオユギ氏は付け加えた。同協会は、研修プログラムと設備の提供について政府の支援を求めている。

養蜂家たちは、生産能力を高めるために養蜂協同組合の設立も提唱している。「私たちを支援してくれる非政府組織はいくつかありますが、湖沼流域開発局にも訓練や資材の提供で支援をしてもらいたい」と彼は語った。

出典:Kenya News Agency

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