桃伎舎・田園地帯から山岳・ジャングルルートへ
第七日目、プラチンブリを出発して、南下。セレモニアルスタートの地であるパタヤへ。SS7は水田地帯として知られるサナンチャイケットから山脈やジャングルが豊かなカビンブリを通るルート。
コース前半のサナンチャイケットは水田地帯で朝日に照らされた水面と砂塵がドライバーたちの視界を奪い、後半のカビンブリでは山脈の急勾配とジャングルのタイトコーナー、そして甌穴が行く手を阻む。場合により車載のウインチを使用しなければならない局面が予想され、ドライバーたちの判断力が問われるコースとなる。
LEG7はSSスタートまでのリエゾンが約50km、ターゲットタイムが1時間15分と設定されているが、プラチンブリ(ホテル)からの所要時間は約1時間。つまり、SSスタート前に給油している余裕がない。そこで桃伎舎サポート部隊は携行缶を積み込み、ラリーカーよりも先にSSスタートポイントへ移動。ラリーカーの到着を待ち、給油を行う作戦をとった。給油が出来なければ、SS内でのガス欠によりゴール不可となる緊張感の中、重要な役割を無事に成し遂げ、昨日のメンテナンスデーで不具合箇所を全て解決したジムニーは、快調な走りでスタートを切っていった。
そして、本大会も終盤に差し掛かる中、チームに新たな変化が。SSスタートポイントでシートベルトの着用に苦戦しているチームに対し、我々テクニカルメンバーがサポートを行ったり、サービスクルーの到着が遅れているチームの車両の簡易洗車を行ったりと、敵・味方ではなく、同じラリーを闘う同志として”助け合う行動”が多く見られた1日であった。
LEG-7を終えて、桃伎舎がサポートを行うGarage Monchi & Yanagawa iron works JAPINDの順位は前日と変動無く総合19位。T1G(無改造ガソリンクラス)で3位。いよいよ最終戦に備え、全チームが入念にメンテナンスを行い、万全の体制で臨む。








写真:HIROMA MATSUMOTO、YUDAI TAKAHASHI
(編集 WIN取材班)
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